2011年6月28日火曜日

いつの間にか夏・・・






お久しぶりです。
軽く放置ぎみですよね、とつっこまれること数回のブログです。
毎日、更新しようと最初は思っていたのですが・・・twitterのバカ!!!
まぁまいペースでこれからも書かせていただくことになるとは思いますが、こんなブログでも楽しみにしてくれている人がいるということはうれしい限り。



本当に久しぶりに人に写真を撮ってもらう機会がありました(あっ、このヘタクソ写真は本人撮影です)。
私はやはりシャッター音にもう何年も恋をしているのだと思います。
感覚が開かれていく。
もっともっとその音が聴きたくて、私は誘う。
空気を創る。絵を創る。緊張と弛緩。
ダンスを踊るように。会話をするように。挑むように。壊されるように。


あの音に打たれた者はきっと忘れられなくなる。ずっとずっと。









今日は梅シロップを漬けました。
おばあちゃんの家にしょっちゅう預けられおばあちゃん子だった私は暑い夏の日よくこの「おいしくなぁ~れ」を飲ませてもらっていました。
かきまわすとき、おばあちゃんがいつもこの呪文を唱えていたので私はそう呼んでいたの。
お店でも出す予定ですので是非飲みにきてくださいね。

2011年6月20日月曜日

人のカフェ宣伝してる場合じゃないんですけどね。

陶芸家さんに頼んでおいた器の試し焼きができたというので見せてもらいに行ってきました。


途中で「大橋歩の仕事 as life」展が開催されているギャラリーやまほんに立ち寄る。








今日は行かなかったけど併設されているカフェも素敵。
チーズケーキがおいしいよ。





お昼は近くにあるつぐみMカフェで食べました。








肝心の器はまだ見せないよ。もひょひょ。


おまけ。




クロックムッシュ。





バナナとチョコのスムージー。



スムージー作るの楽しい。
美味しいバナナ入手ルートがあるのでバナナメニュー充実させたいです。

2011年6月19日日曜日

男ども、「皮膚と心」は読んでおけ。





私は病院が苦手だ。
自然治癒力を過剰に信じている。
そもそも大病を患ったことも大怪我をしたこともない。
亡き祖父が医者だったことも病院離れに大きく影響しているだろう。
内科・小児科医だった祖父がたいていの薬は処方してくれたのだから、わざわざ病院に行かずに済んできた。
祖父の専門外である症状に気付いたとき、二週間は悩む。
二週間も悩めば、ほぼ自然治癒力が解決してくれる。
しかし、壊滅寸前になっていることもある。
そして、「どうしてもっと早く来なかったの」といつもの台詞を聞く羽目になる。


しかし、眼科と皮膚科だけは真面目に通っている。
かかりつけもある。
眼科は、ど近眼のコンタクト愛用者であるのだからもうこれは必要不可欠。
めんたま無しではひきこもりにさらに拍車がかかってしまう。
皮膚科は、各種アレルギーによる肌の弱さから慢性的にできる湿疹のための薬をもらっておく必要がある。
突発的に起こる死にたくなるほどのひどい湿疹ができた際は病院嫌いとは思えぬほどのすばやさで駆け込む。


私の好きな太宰治の短編に『皮膚と心』という作品がある。
その一節に私は友達と同じような議論をし、そして同じ結論を出したことを思い出す。

以下引用。


痛さと、くすぐったさと、痒さと、三つのうちで、どれが一ばん苦しいか。
そんな論題が出て、私は断然、痒さが最もおそろしいと主張いたしました。
だって、そうでしょう? 
痛さも、くすぐったさも、おのずから知覚の限度があると思います。
ぶたれて、切られて、または、くすぐられても、その苦しさが極限に達したとき、人は、きっと気を失うにちがいない。
気を失ったら夢幻境です。昇天でございます。苦しさから、きれいにのがれる事ができるのです。
死んだって、かまわないじゃないですか。
けれども痒さは、波のうねりのようで、もりあがっては崩れ、もりあがっては崩れ、果しなく鈍く蛇動だどうし、蠢動しゅんどうするばかりで、苦しさが、ぎりぎり結着の頂点まで突き上げてしまう様なことは決してないので、気を失うこともできず、もちろん痒さで死ぬなんてことも無いでしょうし、永久になまぬるく、悶えていなければならぬのです。


本当にこれほどうまく私の理不尽を表現してくれた文章はない。
頭が痛い、お腹が痛いで保健室に行ったり、体育を休むことはできるけれども、猛烈な背中の痒みによって早退した人は聞いたことがない。
そもそもお家に帰ったり横になったところでおさまるものでもないのだから当然であるのだが、今よりずっとひどい湿疹に悩む小学生の私はなんだか腑に落ちない思いを抱えていた。
痒みのほうがずっとずっとつらいのに、痛さほど重要視してもらえない。
頭が痛くても彼女の皮膚はつるつるじゃないか、私はこんな醜い赤いブツブツが節々にある。
私は醜い。だから同じようにブツブツした表面のものを見ると寒気がするのだろう。


太宰はどうしてこんなにまで乙女の気持ちまでわかるのであろうかと思うが、心待ちにしていたデートの日の朝、鏡に映る自分の顔面にできた赤いできものに女はどれほどの絶望感を抱くか男は知っているのであろうか。
今日の予定を白紙に戻す方法を本気で考え始める乙女の気持ちを男は知っているのであろうか。
1週間前に今日のため心躍らせ買ったワンピースなぞこの醜い生き物が着ると思うと本当に体調が悪くなってくることを知っているのであろうか。


女性の美肌へのこだわりは少々狂気じみたところがある。
そういうものをわかってやることが男の優しさかもしれぬなぁ。
『皮膚と心』のあの人のように。


そうして今日は桜桃忌。太宰の日。

2011年6月13日月曜日

西瓜が届きました。





ぐずついた天気が続いたここ最近でしたが、ひさしぶりに今日は気持ちよく晴れました。
梅雨、ではなく、夏、を感じた今日、立派な西瓜が2玉届きました。
さらに夏気分満喫。
初物、おいしくいただきました。ありがとうございます。


最近読んだものをメモっておこうと思います。


●『軽蔑』中上健次


映画化でも話題になってる作品。
歌舞伎町のトップレスバーの踊り子、真知子。
彼女を連れさらうようにして故郷に帰るカズさん。


真知子は何度も何度も繰り返す。
“相思相愛の男と女、五分と五分”
恋愛だったらいい。
でも結婚でそれを求めるのはきっときっとつらいことのほうが多い。
ふたりになんてしてくれないから。
男と女がいっしょになること、それだけじゃないから。


田舎で生まれた私はカズさんの気持ちがすごくわかる。
そして、真知子の気持ちもすごくわかる。
いつか真知子になれると思っていたのだ。なりたいと思っていたのだ。
真知子のような生き方に強く強く憧れを感じるのだ。
憧れとはなれないとわかっているからこそ焦がれてしまうものなのだ。


好きだという気持ちだけではいっしょにいられない、むしろ好きだという気持ちが壊していくふたりの様、いやふたりだけの問題にはさせてくれない周囲の言動に胸が痛くなりながらも愛とはこういうものだと強く感じた。



●『奇跡』岡本敏子


岡本太郎氏のパートナー岡本敏子さんの小説。
“結婚”というスタイルを嫌った太郎氏の養女であり、秘書だったことは有名。

以前、友人に「あのふたり、絶対すげぇエロいいいセックスしてるよ」って言ったら「そういう関係じゃないでしょ、あのふたりは」と呆れられたがやっぱり私の思った通りじゃないか。
直接、ふたりのことを描いているわけではないけれど、これはもう、ねぇ・・・
敏子さんは「セックス場面はすべて本当なのよ」と言ったそうですし・・・


すべてを書ききったわけじゃないところが想像力をかきたてられて憎い。
あんなこともこんなこともしたんだろうなと思わせる。


こんなふうに愛し合えたらと思える。
こんなふうに相手を思えたらと、相手に思われたらと。

ますますこのふたりが好きになった。
太郎の作品はやはり彼ひとりでは生まれなかったはずだ。




もっと書こうと思ったけどまたいずれ・・・

2011年6月11日土曜日

まいまいこんび

昨日は同じ名前の親友のまいちゃん家にお邪魔してきました。
絶賛新婚生活満喫中(喧嘩中)のお宅に旦那のいない隙を狙ってうけけけけけ。






料理するイメージがまったくない彼女が作ったカレー。
旦那に40点と言われたというカレー。
今回はレシピ通りにんじんやじゃがいもまで計量して作ってくれたそうです。
おかげで可もなく不可もなくお腹壊すこともなくいただくことができました。

器はあたしが結婚祝いにあげたの。






サラダもつけてくれたよ。







いぇい♪
もう20年以上の仲なのさ♪


彼女からメールが来たときに東京にいた私が「帰りたくなーい」と返信したら「あたしがいるから帰ってこい」と言われました。
結婚してくれるのかと思った。






あたしはお店で出す予定のガト―ショコラを持っていったの。
メアドにchocolateと入れるくらいにチョコレート好きの彼女。
本当はアイスクリームのほうがいいらしいけどな!!







5歳のあたしが新体操をしているのを見て「同じ名前の同い年の子がやってるのなら」と思って習い始めたまいちゃん。
いつもいっしょに行動しているのを見て先生はまとめて「まいまいコンビ」と呼んでいました。



秋には彼女の結婚披露パーティーでスピーチしなくちゃいけないのです。
ほんと、あたしなんかにそんなこと頼む彼女はどうかしています。
それなりの覚悟はできてるんですね。そうなんですね!!





友達少ない少ない言うてる私ですがこんな続けてかわいい女の子とイチャイチャしてる記事ばっかUPしてると「おめぇいっぱいいるじゃねーか合コンセッティングしろよ」とか言われそうでハラハラしますが、カードはほぼ出尽くしてますし、アタシ以外相手いますからね!!ね!!アタシ以外ね!!!



そろそろかっこいい男の子とイチャイチャしたいです。

2011年6月6日月曜日

TOKYO GIRLS COLLECTION

週末3日間東京に行ってきました。
「いつでもおいで」と言ってくれる人がいるから、行こう行こう行きたい行きたいと思いながらも「帰りたくない」と思ってしまうだろうことが怖くて行けなかったや。
やっと新幹線に乗ろうと思えた。やっぱりみんなに会いたかったんだもん。






大学の友達が集まったの。
みんなかわいいんだ。
忙しいのにほんと、ありがとね。






樹が誕生日だったので、サプライズパーティー。
ケーキの上で火花を散らす花火に飛び上るほどびっくりしてくれて大成功。

樹、おめでとう。
はじめて会った時、「うおっ、東京のギャルや!!!かわいい!!!」って興奮したw
優しくて繊細なあなたが大好きだよ。
「申し訳ない」ってそんなに言わなくてもいいからねw






稽古終わりで駆けつけてくれたおりょうも合流。

すっぴんだってあせってたけど、そのもち肌には敵わないっす・・・






大好きな人たちがいて大好きな景色があって大好きな空気がある東京は予想以上に私には優しくて居心地がよくて、心底帰りたくなんかなかった。
新幹線で泣いたのはもう何度目かわからないけれど、また溢れる涙を止めることができなくて、どんどん暗くなっていく景色を眺めながら流し続けた。拭ってもしかたがないので放っておいた。


あたしはもうずっとここで生きていくんだなんてそんな決意をするのはできない。
だけど、今はあたしはここで生きていかなきゃいけないんだ。
それが現実。今の自分の現実。自分の力、そうでないものの力両方が導いて来た・・・引っ張られてきたこの場所だけれど今のあたしはここにいるんだもん。いちゃってるんだもん。それが身の丈。


でもね、離れていてもあたしのことを忘れないでいてくれて、心配してくれて、そっとしておいてくれて、我慢しきれなくて泣いてくれるみんながいるからね。それは本当に誇り。ありがとう。


みんなでCAFE来てくれる日楽しみにしてるね♪
そして、まいもまた行くから!!!




酔っ払い写真でごめんなちゃい。
顔、火照ってるよ、あたし・・・

2011年6月1日水曜日

髪切った。





髪切った。
けっこうノリ。妹がパーマあてるって言うから便乗。
髪色もだいぶ落として暗くした。


長さは変えずにすきまくって形だけ変えたんやけどだいぶ軽い。
パーマもほとんど感じなくなったし。


今日は久しぶりに行った美容院やったんやけど、男の人が担当してくれてシャンプーもその人で嗚呼気持ちいい。
手の大きさ、強さを感じる。
シャンプーだけじゃなくて、基本的に男の人が担当してくれたときの仕上がりのほうが気に入るときが多い。メイクは女の人がしてくれたほうが好きなとき多いんだけどなぁ~。



ショートは好きなんやけど中途半端な長さが嫌いだから一気にロングになってくれたらいいのに。
しばらくはこのスタイル楽しもう。
こないだはちょっと放置しすぎた、反省。