10000日記念日だから、ブログ始めます。

「10000日記念日までなんとか生きよう。とりあえず10000日までがんばろう。」


そんなふうに15歳の頃、ぼんやり決意し、なんとか今日まで生きてきた。


同級生がGLAYに夢中になっている頃、毎日尾崎豊を聴いていた私は、NHK（だったと思う）で放送されていた彼のドキュメントで、「9644日という彼の生涯は10000日にも満たなかった」みたいなナレーションがあって、気になった。
それが長いか短いかはいまいちピンとこなかったが、彼はいつだって若くして亡くなったと言われるのだからたぶん10000日生きられなかったというのは若いまま死んだということなのだと思った。


同じく尾崎豊に夢中だった同じ名前の親友と自分がいつ10000日を迎えるのか授業中に計算した。
うるう年に悩まされた。
今では日齢計算などのサイトもあり、一瞬で計算できるのだが、12年前の私たちにそんなこと、思いつきもしなかった。
去年、このサイトの存在に気付き、答え合わせをしたところ、当たっていたので我ながら誇らしかった。
だって、算数は1番苦手だったもの。


親友は私より少し早く生まれたから先月、10000日記念日を迎えた。
そして、その日は結婚記念日になった。


残念ながら私には10000日記念日に託けるべきことが何もないので、ブログ設立記念日にすることにした。


目標の日数は生きたけれど、死なないように生きた日々も多いけれど、まだ私は何も成しえちゃいない。
冗談みたいに、というか、冗談そのものみたいな人生になればいい。
もうこうなったら。
でも、社会と契約して生きてゆく限り、ちゃんとしなきゃいけないことも多くて。


20000日はなんだか10000日よりも特別感がなくて、もう15歳ぢゃないし、「20000日までとりあえず生きよう」なんて思えないけど、今日という日は残りの人生の最初の1日。




何かの拍子にここに辿り着いてくださった皆様、ぼんやりお気に入りに入れてくれたら幸いです。
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