2011年2月27日日曜日

パーマネントあてましてん。




クリスマス前に3年ぶりにショートにした。
誰もが驚く速さで私の髪はするりするりと伸びてゆき、あぁあぁもう美容院に行かなくては。



ここ数日、外にでたら、「今日、あったかいなぁ」と言える日が続き、梅の花も見つけた。
今日は目覚ましもかけず、ケータイの充電が切れていることにも気付かずに眠っていたら起きたら14時半だった。それも母の声で。

そのまま放置されていたら、日が暮れていたことだろう。



私は高校卒業まで、美容院にいったことがなく、いつも母や叔父(美容師。ただし、私の髪をいじる時は酔った状態であることがほとんど)にカットしてもらっていた。
現在でも、少しすいたり、前髪を切るくらいなら彼らに任せている。

そのせいか、私は美容院で快適に過ごせないと嫌なのだ。

髪は家で切れるものなのに、わざわざお金を出して美容院に行く。
なかなかの贅沢だ。


雑誌やネットや友達の口コミでは、その快適さはなかなか判断できないし、運もある。

その点、今日の美容院はなかなかよかった。


美容院で上っ面の会話をするのは苦手だ。
何の仕事をしているのかとか、今日は休みなのかとか私はまともに答えたことがない気がする。
タクシー内での会話だと私は、いろんな職業や身の上になりすます遊びをするのだが、美容院は滞在時間が長いし、その店を気に入ることになってしまうとニ度三度と通うことになるかもしれないので確実にぼろが出ることになる。
何気ない質問でも初対面の人には答えにくい日々を送っている人もいるということを理解してもらいたいものだ。


たとえ、いくら美容師さんと仲良くなっても深い話をあの場でするのは危険だと思う。
隣に座っている人が何者かわからないし、その美容師の口の堅さは如何程のものかということはわからない。
芸能ゴシップなどが美容室から発信されるのも少なくないのではないだろうか。



その点、今日の美容師さんは髪型のことと、スマートフォンのことしか話題にしなかったのでよかった。
それも必要以上に話を広げることをせずにいてくれた。



美容院で一番好きな時間はシャンプーだ。
私は、頭を触られるのが異常に好きなので、美容院は長時間触っていてくれるからよいのだが、それを一番堪能できるのは、やはりシャンプーだろう。

できれば、男性で手が大きい人がいい。
今日は2回してもらったのだが、1回目が男性で2回目が女性だった。

やはり、男性の方が私好みだった。


以前、行った美容院がシャンプーを機械化していたのだが、あれはよくない。
怠慢だと思う。
とても不快であった。


手作業は大事にされるし、日本のソウルフードはおにぎりだ。
シャンプーもそうであるべきだと思う。

手はいい。



肝心の仕上がりもなかなか気に入っている。
ミュージカルアニーみたいなパーマを一度やってみたかったのだが、それをうまく日常に馴染ませてくれたような髪型になった。


髪色も1.5トーンほどあげて、この春着たいファンデーションカラーを躊躇なく纏える明るさになった。


とても気持ちがいい。
スキップだ。

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