2011年4月4日月曜日

工事がはじまりました。









今日からお店の工事が始まりました。
とりあえず解体工事です。
使えるところはできるだけ元の形のまま残してやりたいと思っているのですけどね。


お店は元病院です。
私のおじいちゃんの病院です。
おじいちゃんは一昨年の12月に亡くなったのですが、末期のすい臓がんだとわかる10月まで診察をしていました。
自分で脈をとりながら「おしまい、おしまい」って言って逝きました。
生涯一医師でした。


おじいちゃんが50年以上診察をしていた病院を使わせていただくわけなので、いろんな思いが交錯。
がらりと雰囲気が変わってしまうのはやだなぁと思うのです。


私は自他共に認める病院嫌いで、病院行こうか二週間悩んで行こうと決めた時には破滅寸前か完治寸前なんですが、おじいちゃんの病院も医者のおじいちゃんも大好きでした。
そんな場所だからこそ。



思い出を壊してしまうようで寂しい気持ちがあるのはもちろん。
あたしよりもおばあちゃんはもっともっと。
でも、あたしも誰もお医者さんにはならなかったからそのまんま褪せていくのを見るのも寂しい。
だから、「カフェにしてよかったわー」ってとりあえずおばあちゃんには言ってもらえるものにしないといけないのです、はい。


技術の授業で作ったラジオが学年でひとりだけならなかった私が(もう壊れかけじゃなくて壊れちゃってる)、とんとんかんかんやるわけにもいかないのでお願いします、屈強な男たち。


形になって行くのが楽しみです。

2 件のコメント:

  1. そういう思い出一杯の病院の跡地だといいお店にする責任を感じるんだろうけど、あなたが笑顔でいきいきと仕事している姿をおばあさんに見せることが、「カフェにしてよかった」と思わせることだと思うよ。

    前にも書いたような気がするが、頭の中のボヤッとしたイメージが実物になっていくんですから、楽しいでしょうし、やる気もじわじわ出てくるんでしょうね。いろいろ細かい準備も大変でしょうけど、頑張ってください。まあ、無理はしないまいさんでしょうけど、ついついってことにならないようにだよん。

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  2. >PC_OTAさんへ


    そうですねー。そうなるといいですねー。


    まぁそもそもあたしがカフェをやろうなんていうことで無茶は無茶なんで、このまんま無茶していこうと思いますww

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