2011年3月29日火曜日

酸素を忘れた夜。






もろもろ打ち合わせ。来月からは工事に入るはず。
震災の影響を受けるのはあたりまえっちゃ、あたりまえで、うん、まぁとにかくやるしかないんで。
写真はなんとなくお店のイメージ。



『息もできない』という韓国映画を見ました。
製作・監督・脚本・編集・主演をこなしたヤン・イクチュン。
かなりの遅ればせになってしまったが、やっとこさ見た。


嘘がない。

誰も夢の世界なんて生きてないんです。
現実を生きていかなきゃいけないんです。
腹刺されれば手首かっきれば生臭い血が噴き出す肉体で生きていかなきゃいけないんです。


引きずられ、縛られ、追い込まれても生きているんです。
どれだけ望んでもあの人の人生を生きてやることはできぬのです。
どこまでもどこまでも自分の人生を生きねばならぬのです。
その人生をその人間を否定されても生きねばならぬのです。

どこかに救いをどこかに望みを探しても一筋の光も入らぬ夜もあるのです。



まっすぐ憎めたら、恨めたらむしろもうその道を進めばいいのだろうけど、その先が崖だとしても。
それもできずに行き場のないこの怪物を腹に飼い、慣らすことできずに今夜も蠢く、息もできないほどに。



あたしは日本版の予告編が気に食わないです。
泣ける作品ですよーみたいな感じが嫌です。
そんなかりそめの涙じゃないです。
そうしないと見る人が限られるのでしょうけど。

あたしと同じような感想を予告編だけで抱いたはぐれ者どもは是非本編見てくださいね。

2 件のコメント:

  1. 写真からイメージしたのは、アリス・イン・ワンダーランド的不思議系な可愛さ+レトロ。

    映画の件、安部公房を連想しましたが、もっともっと強烈な感じですね。
    浮浪れていないので、映画は見ません。

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  2. >PC_OTAさんへ


    そんなふうに見えたかぁ。ふむふむ。


    「浮浪れていない」ってどういうことですか?

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