2011年3月1日火曜日

『ロードサイドクロス』を読んだ。




最近、夕焼け見てへんなぁ。


太陽アレルギーのあたしだけれど、この時間の太陽は好き。

あったかい。

手ぇ振りたくなる。


救いのある夜が来る。
見たいものだけに光を当てていればいい、甘えられる夜が来る。





ジェフリーディーヴァーの『ロードサイドクロス』を読み終える。
海外ミステリーをここまで急いて読んだのは、小学生の頃シドニーシェルダンにハマって以来。

ミステリーには必須な裏切りや驚き、高揚感はもちろんだけれど、ほんのほんのほんまに片隅でだけれどWeblogというツールを使って言葉を発信している私にとって、考えさせられる作品でもあった。


ことばには、力がある。
言霊という言葉があるように。


だから、私はできるだけ、あたたかい、愉快な、ことばを選ぶように心がけている。
日本語を愛しているからこそ。


同じことばでも、いつどこで誰からそのことばを発せられるかで、どのように受けとめるかは大きく違ってくる。
重荷にしか思えなかったことばが、大切な人から発せられたとき、勇気にかわることもある。
あの頃はなんでもなかったことばが、刃のように心を抉ることもある。


表情やしぐさの見えない、書きことばは特に気をつけねば。


あらゆる媒体(特に本作ではSNS)で発せられることばは不特定多数が目にする。
さまざまな状況のさまざまな立場の人が読む可能性がある。


批判や中傷の是非はともかく、それが事実か虚偽かもともかく、当人は何気なく書きこんだつもりのことばを重くとらえたり、時には絶望に陥る人もいるかもしれないという可能性。
現実社会と仮想社会が曖昧になっている現代だからこそ。




『批判という風を入れよ 批判は風だ。
頬には冷たいが、乾燥させ、悪い菌の繁殖を防ぐ役割がある。
だから批判は、どんどん聞いたほうがいい。』


ニーチェの言葉。


『世間とは、いったい、何の事でしょう。
人間の複数でしょうか。
どこに、世間というものの実体があるのでしょうか。』


太宰治の言葉。

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