2011年4月13日水曜日

ほろ苦い。





昨日焼いて一晩寝かせたケーキ。
思ったよりしっとりになってくれました。
生クリームを添えて。
生クリームにもあまり砂糖は入れていません。
チョコもブラックココアでほろ苦くオトナの味に。


コーヒー飲みてぇぇぇぇってなるはず。


世の中、なにが起こるかわかりませんが、それは天変地異にかかわらずのことで、ただもう死に向かって生きているのは事実です。
そのなかで自らの死の訪れは当たり前、他の者の死の訪れも当たり前。
ただその時期を予期できるのは本人、周囲の者にとっても幸運なのかもしれない。
思いもよらぬというものには面食らってしまう。
身近な大切な人の死というのは自分の視線を受け止めてくれていた目が消えるということで、それは身を切られる思いというのが自然とわいてくるものであるが、どこかで生きているという前提で考えていた人の死というのはなかなかどう受け止めていいものやらわからぬものなのかもしれない。
死んだ人のことは悪く言ったらあかんて言われるけど、死んだらみんないい人か?
悪口も言えなくなってしまうじゃないか。


人生には間に合わないことが多いが、今度は間に合わなかったと思わないためにも会いたい人には会っておかないと。会いたい人には。

2 件のコメント:

  1. そういう味のチョコケーキだと、コーヒー飲みてぇぇぇぇとはならないと思うぜぇぇぇぇ。
    おれは、口の中をさっぱりしたいから、砂糖なしのレモンティーが飲みたいね。それに、コーヒー好きのおれとしては、やっぱり単独で飲みたい。サイフォンやコーヒーメーカーで入れたのではなく、ペーパーフィルターでゆっくりと入れたのがいい。

    友達の突然の死は、なかなか受け入れられないし、いろんな影響を与える。おれは、友達が突然亡くなって、人生観が変わった。仕事だけの生活を止めて、テニスをまたやろうと決めて、それがいまも続いてるんだよね。
    そして、肉親や伴侶の場合は、突然、根底から崩れてしまうのだから、しばらくはどうしていいのかわからないし、相当に堪える。それでも、亡骸を見られた場合は、亡くなったという事実認識ができるけど、今回の津波で行方不明のような場合は、もしかしてという想いをなかなか捨てきれないような気がする。
    葬式って、死者を弔う儀式だけど、心にけじめを付けるための人間の知恵でもあるんだよな。

    >今度は間に合わなかったと思わないためにも会いたい人には会っておかないと。会いたい人には。
    会えなかったなら、それはそれで仕方がないという気がしないでもないが、後悔しそうなんでしょ?だったら、都合をつけて、会いに行かなきゃ!

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  2. >PC_OTAさんへ


    食の好みはやはり人それぞれですね。
    私はチョコにはコーヒーがいいなぁ。
    コーヒーが飲めない人もたくさんいますしね。


    後半の文章は直接、私の身に起こった出来事ではないです。
    友達の話を聞いて思ったことです。
    詳しくここで書くことは憚られるので説明しづらいですが、とても複雑な間柄の人の突然の死をどう受け止めていいかわからないという彼女の話を聞いて思ったこと。


    会いたい人には会っておくべきだと思います。
    生きている限り死はついてまわる。死は隣り合わせ。
    失ってはじめて気付くことが多い愚かな生き物です。
    会いたかったのに何かに怯えて会いに行かなくて後悔したことが私にはあります。
    会いたいと思える人には直接が一番いいけれど、できないのなら生きているよという確認だけでもしたほうがいいと思います。
    と、同時に会いたいと思えない人には会わなくてもいいと思います。

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